あなたの入浴法は間違っている?効果を最大限に引き出す入浴方法

   2017/02/20

カラダを温めるとまずは、血流がよくなります。ふだん汗をかかない方も、お風呂上がりには気持ちのよい汗がでます。血流が良くなって体温があがった証拠です。

汗とともにストレスも吹き飛ぶような感覚になりますよね。

 

温めの効果は、汗だけではありません。むくみ解消、新陳代謝、免疫力アップ、疲労回復、などなどカラダにとっていいことづくめ。

 

でも、あなたはほんとに正しい入浴をしていますか?

 

代表的な入浴効果6選

1 血行がよくなる

お湯の熱は、空気の25倍の熱伝導率があります。お湯につかるだけで肌からカラダの芯まで温まり、毛細血管が開きます。

足湯や手首だけでもお湯につかると体中があたたまるのが実感できます。お風呂で首までつかれば、カラダの表面積の90%の温度をあげることができるのです。

 

2 新陳代謝がアップする

カラダの表面温度が上がると毛細血管が開いて、体内の低温の血液がカラダの末端まで送り出されます。なので、新鮮な酸素や糖分が末端まで運ばれて新陳代謝が促進されます。

そして、古い角質や脂質も汗や水分とともに体外に排出されます。

お風呂上がりに肌がふっくらツヤツヤなのは新陳代謝が進んでいる証拠です。

 

3 むくみが解消される

お風呂の水圧はかなりのもの。お風呂の中では、人によってはウエストが5センチも細くなります。

わたしもメジャーで入浴中に図りましたが3センチ以上細くなっていました。

この圧力でむくみの原因となる血液やリンパ液を正常な状態に戻してくれます。特にむくみがちな足は、圧力を受けることで知らずにマッサージをしてる効果もあるんです。

 

4 疲労回復(デトックス)に効果がある

水圧で心臓が活発に動くと腎臓に血液が送られ、体内の老廃物を濾過する働きも増えます。尿とともに老廃物を排出しやすくなって、デトックス効果があります。

血液中や筋肉中の乳酸などの疲労物質も血流が良くなることで体外に排出されやすくなります。浮力の効果もあって日常生活で体重を支えている骨、筋肉、関節の負担も軽減されます。

普段の日常生活でも脳はカラダを支える筋肉に司令を出し続けていて疲労しています。お風呂の時間はカラダを休めるだけでなく、脳もホッと一息できる時間なんですね。

心身ともにリラックスできるということは疲労回復の第一歩です。

 

5 免疫力アップの効果

入浴で体温が上がるとナチュラルキラー細胞が活発化します。さらにカラダをお湯につけると適度なストレスとなって、ヒートショックプロテインが活性化します。

ヒートショックプロテインとは、その名の通り熱を与えることでショック状態を起こし、それに対抗しようと活性化するプロテイン(タンパク質)のこと。

ヒートショックプロテインは傷ついたタンパク質を修復する作用があるのです。

しおれたレタスやキャベツをお湯につけて冷水を通すとシャキシャキするのも、このヒートショックプロテインの働きです。細胞レベルで免疫力をあげてくれます。

 

6 汚れ解消効果

あたりまえですが、お風呂に入るとカラダ表面の汚れを落としてくれます。

お湯につかるだけで石鹸などを使わなくてもほとんどの汚れは落ちてしまいます。

お湯(H2O)には不純物をとりこむ能力があるのです。

 

効果を最大限に引き出す正しい入浴方法

体温を1度上げることを目標にしましょう。2度以上上がると血圧上昇などで、むしろリスクのほうが大きくなってしまいます。

厳密にしなくてもだいじょうぶ。目安は額にうっすら汗を書く程度。正しい入浴方法をマスターして効率よく温まってください。

 

お湯の温度

41度から42度がベスト。42度を超えるとかえって温まりにくくなってしまいます。

熱すぎる刺激は交感神経が優位になってカラダが緊張します。緊張すると末端の血管が収縮します。結果的にお風呂から上がったときにカラダが湯冷めしてしまいます。

 

入浴する時間

全身浴なら15分がベスト。ぬるめのお湯ならもっと時間をかけてもオーケー。

半身浴なら体の表面がお湯に触れてるのが50%なので、1.5倍の時間(20分から25分)をかけてゆったり入るとリラックスできます。

 

入浴するタイミング

ストレスに反応して分泌されるコルチゾールは14時ごろがピークで夜中の2時に最低になります。その中間の時間帯、20時から22時くらいに入浴するとコルチゾールの分泌が低下しやすくなり、熟睡できるようになります。

入浴後は2時間くらいをかけて体温が低下し、副交感神経が優位になってリラックスできるようになります。

 

 

入浴中

入浴剤はお好みのものを。炭酸入浴剤ならナトリウムを豊富に含むため熱の伝わりが違います。お風呂からでても皮膚にナトリウムの結晶がつくので保湿効果にも。炭酸には血管を拡張させる作用もあるので血流がアップします。

岩塩や温泉の素、アロマオイルなどで好みに合ったものをチョイスしてください。

入浴中に足首を動かすと、ふくらはぎの筋肉が動くため下半身の血液が心臓に戻って、むくみ解消になります。

また、鎖骨の周辺をマッサージしながら入浴するとリンパの流れがよくなって、顔周辺のむくみが軽減されます。

 

入浴後

お風呂上がりに一番先に冷えるのが足先です。入浴後は足先の水気を拭き取ったらすぐに靴下をはきましょう。

入浴後の部屋着やパジャマは吸湿性のよいものを選んでカラダを冷やさないようにします。

 

編集後記

少し前のテレビで見たのでうろ覚えですが、お風呂に入るときに「あぁ〜っ!!」と叫ぶと入浴効果がさらに高まるのだそうです。声を出すことでリラックス効果が倍増するんだそうです。

温泉で露天風呂などにはいると自然と声がでてしまいますね。

こころからリラックスする時間はとても貴重なもの。毎日の入浴を楽しみましょう。

 

 

 

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